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おま〇こエルフ三姉妹 同棲生活はじめました♡
第16章 マリア -おちんぽ、お口でなぐさめてあげる♡☆
 ――時間を、少しさかのぼって。

 僕が、家路を急いでいるころのこと。

 今は、暖かい季節だ。けれど、流石に深夜となるとかなり気温が下がる。そんな中、僕は震えながら、自室のあるアパートの階段をトボトボ上がっていた。

 ちなみに、エレベーターなんて高尚なものは、僕の住んでるアパートにはついていない。

「はぁ……疲れるなぁ」

 いつも通り、深夜2時をまわっている。

 体の疲労はいつものこと。けど僕は、どちらかというと心労のほうにため息をついていた。

「いやー、ムリだよなぁ。いくらなんでも。なんか、気が重いや……」
「あら、そんなにため息ばかりついて、どうしたの? 運が逃げちゃうよ?」
「いやそれがさ……聞いてよ。急に、配置転換になっちゃってさ〜……あ〜うまくできるかなぁ、自信ないなぁ」

 なんだか無性に、誰かに話を聞いて欲しいところだった。職場のことをべらべら答えてしまう。

「はいち、てんかん……それって、お勤めする場所が変わっちゃうの?」
「そうなんだよ! しかも今の所よりけっこう遠いんだ」
「ってことは……もしかしてお引越ししなきゃいけないの?」
「いや、それはここで大丈夫。でも今でさえ、帰りが遅くて苦労してるっていうのに……あ〜どうしよっ、今より遅いなんて考えられないよ! それにまだあるんだよ!」
「うんうん、なにがあったの? お姉ちゃんに、ぜんぶ話して?」
「それが……これから行くのは新しい地域だからさー。ノウハウもないし、気が重いよ。なんで、僕一人に押し付けるんだか。それで、かなりブルーなんだ。……はぁ」

 ここまで一気に喋り終え、僕は下を向いて、頭をぼりぼりかきむしる。

 はっきり言って誰もやりたがらない仕事の押し付けじゃないか? まったくもう……僕、これからどうなっちゃうんだよ。

 ……って、あれ?

 なんか普通に喋って、スッキリはしたけども……。

 今、一体誰と話してたんだ?

 ぱっと顔を上げて確認すると、

「わぁっ!?」

 目の前には、心配そうにこちらを覗き込むマリアの顔が。
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