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おま〇こエルフ三姉妹 同棲生活はじめました♡
第4章 ボロボロの企業戦士
 
 もちろん、その仕事は午後8時くらいまでには終わる。が、その後もなぜか、オフィスで別の仕事を手伝わされたりし、毎日、気づけばこんな時間――じゃなくて、これよりもっと遅い時間なのだった。

 それは「残業」とは言わない。そのはずだ。だって僕は、残業代金なんてもらったことはないから。

 僕は、布団の上で意識を失った。


 おしっこがしたくて、ある時、目を覚ます。

 電気をつけた。
 
 部屋の中は、そこそこ整理されていた。

 もともと物がないというのもある。あと僕は、別に整理ができないわけじゃない。ただ、時間がないから、物をほっぽってることがあるだけ。いくつか、洗濯してない服が部屋の北の隅に、あとはみかんの皮がちゃぶ台の下に落ちていた。
 それは朝、家を出る前に見たのと、まったく同じ配置だった。

 そしてさっき、眠りにつく前に見たのとも、まったく同じ。

 この部屋には、僕以外誰も住んでいないのだから、当然だ。 
 
 僕以外、誰も入らず、誰も歩かず、誰も過ごさない……そんな、すっきりした部屋だ。

 便座に腰かけて、僕はスマホを開いた。時間は、午後三時だ。メールボックスには、会社の人からのメールばかり来ていた。
 
 友達とか家族とか、ましてや恋人なんて、そんな差出人はいない。
 
 授業料が払えなくなって大学を中退して以来、ずっとそんな感じできている。
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