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おま〇こエルフ三姉妹 同棲生活はじめました♡
第5章 おち〇ぽ外に出しなさい!☆
 エルフ長女の「マリア」という名前を、いったいなんで思い出したのか?
 ――と考えるうちに、僕はふと、思い当たることがあった。
 
 たぶん、それは、今朝の夢の中でちょうど見た名前だったのだ。だから、口をついて出た。

 ……と、こんなことを言って期待させて、申し訳ないのだけど、夢の中身自体はさっぱり覚えていない。ただ、「マリア」という名前がでてきた――ということだけは、覚えている。まぁ夢なんて、起きてちょっとしたら忘れていることも多いし、しかたない……よね?
 
「どうかしたの、弟くん? 難しい顔して」
「えっ……!?」

 僕はパッと顔を上げた。玄関先に、マリア、ソフィ、アーシャと、半裸のエルフ娘三人がそろっていた。みんなキョトンとしている。

「何よ、やっぱり会社に行きたくなくなったワケ? だったらそう言えばいいのに。兄貴は、ここで好きなだけのんびりしてれば――」

 ソフィの言葉を、僕はあわてて遮る。

「ち、ちがうって。考え事してただけで」
 
 あたふたと、僕は革靴を履いた。

 結局、この子達は、僕ん家に住み込みで、僕に「ご奉仕」すると言って聞かなかった。 
 
 見も知らぬ人(エルフ)なんて信頼できない――と言いたい所だけど、僕としてもこの子たちになんとなく見覚えがあるような気が!
 
 ……しないでもない、というのも事実だ。名前だって、覚えていたわけだし。

 本当に一緒に住むとして、どうやって暮らしていくのか話し合いたかった。けど、今はムリだ。
 
 だって仕事に行かなきゃだし。忙しすぎて、そういう家族(?)の話し合いさえ平日にはゆっくりできないんだから、困りものだ。

 半信半疑ながらも、ひとまずおちつくまで家にいてもらう、ということにしておいた。
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