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ただ愛されたかっただけなのに
第9章 蜜月の4日間
「やーーーっ!
 やめてーーーーっ!
 おかしくなるっ、イクっ、だめっ、おかしくなっちゃうーーーーー」

「いいよ、おかしくなって」

「いやっ、やだってばっ、やめてーーー、イッちゃうーーー」

「おいで、おいで」

彼の甘い声でおいでと言われ、また私はイッた。

「もうダメ……お願い、もう無理、一緒にイッて。」

気付いたら泣いてた。
感じ過ぎてこれ以上続けたら意識を失ってしまいそうで怖くて。
お願いだからイッて。
彼にお願いをする。

「イクよっ、イクっ、美羽、イクっ」

「英くん、私もイクっ、イッちゃうっ、やだっ、イクーーーーーっ!」

そう叫ぶのと同じにイッた。
中で英くんが出しているのがわかる。
その刺激でまたイカされる。

「やだってば、もうやだっ」

泣き叫んでいた。

彼が後ろからそっと抱きしめる。
体がピクピクしている私を落ち着かせるように。

呼吸を整えてやっと落ち着いて彼にキスをする。
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