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ただ愛されたかっただけなのに
第9章 蜜月の4日間
もう一度シャワーを浴び、ホテルを後にした。

「明日、お泊りだね。」

「そやな」

最後の夜。
明日会ったらその後は?
いつ会えるのだろう。

そしてその翌日、彼と朝まで一緒にいた。
何度も何度も彼に絶頂に導かれた夜。

最後の朝、彼にお願いをした。

「写真を撮りたいの」

ハメ撮りじゃない。
彼と手を繋いだ写真を撮りたかった。

彼は基本的に残る物は相手に残さないことを私は知っていた。
だから断られるかと思った。

「ええで」

彼と手を繋いだ記念写真。
そしてキスマークを付けてもらった。

「また会えるのかな…」

涙が溢れてくる。

「多分ね」

多分…
会えないかもしれない。
いや、会えないなら私が会いに行くから。

泣きながら彼にキスをして、彼は地元に帰って行った。
一人残された私は涙が止まらなかった。

あなたを愛してる…

そして…

お願いだから、私を愛して…
他に女がいてもいいから。
私を一人の女として愛して下さい…
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