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第19章 再びの蜜月③

全て見て。
私の全てを。
あなたに愛されて感じている嫌らしい私を。
身も心もあなたに支配され乱れる私を見て。

本気で抱くと言った彼は私を気遣いながらも自分がしたいように私を抱いた。
私は全て受け入れた。

私の体から離れ、濡れて感じているトコロにキスをした。
固くなり敏感になっているトコロにも。
音を立てて吸われる。
そしてまた何度も彼に導かれて絶頂に達する。


「もうだめ…」

隣の部屋で咳ばらいが聞こえた気がした。
聞こえてる？
我慢できずに声が出てしまう。
私の声が聞こえてる？
どこかで聞いて欲しいと思う私がいた。
彼に愛されて乱れている私を、感じている私の声を聞いて…
気持ちよすぎて狂ってしまう私を想像して…