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蜘蛛♠
第2章 幻影旅団

とはいえ、犯罪を犯すわけではない。
盗むのはお金じゃ買えないもの。

スリル、興奮、非日常的経験……………
アドレナリンが放出される事なら、犯罪ギリギリまで行動にうつす。

それが関口と川澄の組んだチーム、総勢たった2名の「幻影旅団」だった。

その誓いに二人は刺繍を体に施した。

蜘蛛のタトゥー。
川澄は左側のお尻、そして数字の「1」を

関口は右側のお尻、数字の「2」を。


現実に引き戻る関口。

「うっ、うそっ!!!!!まっ…………マジで???
えっ、ホンとにマジでっ!!!!!??」

関口の頬を何粒もの汗が伝った。

関口も川澄同様、アドレナリン中毒者。
この時をどれ程待ちわびた事か。


「マジかぁぁ!!!!!来たぁぁぁ!!!!」

関口のテンションが増す。
普段は冷静だが興奮すると手がつけられない。

それを苦笑いで見つめながら川澄はパンツを履いた。

「で、誰!!!?誰!!!!!?ターゲット誰なの!!!!?」

「落ち着けセニョリータ♪
聞いて驚くなよ‼…………………S子だ。覚えてるだろ?」

それを聞いた関口の体が止まった。

そして突然宙を見つめ震えだした。

「どうしたん?怖いのか?」

川澄の問いかけに関口の目の色が変わった。

「じょ………上物すぎるだろ………嬉しいんだよ!!!!!!!
命令してくれ団長!!!!今すぐ!!!!!!」

関口の言葉を軽く流し、川澄はタバコに火をつけた。

心なしかいつもよりほろ苦く感じた。


※この小説は半分フィクションです。

続………く
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