この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
暁の星と月
第3章 暁の天の河
大紋は改めて、暁の背中を強く抱きしめ、顎に手を掛けて振り向かせ、唇を奪う。
「…んっ…あ…ああ…」
熱いくちづけを繰り返しながらも逞しい腰を打ち付け、暁の淫肉の襞を抉るように突く。
「…やあ…っ…んっ…そんな…に…しないで…っ…」
感度が昂まりつつある暁の肉襞に男の牡を容赦なく擦り上げ、彼を快楽の頂へと押し上げる。
「…愛している…暁…食べてしまいたいよ…君を…」
「…ああ…んっ…春馬さ…ん…すき…す…き…」
譫言のように繰り返す暁の唇を封じながら、男は自分の欲望と少年の悦楽を昇華させるべく、昂り続ける牡を荒々しく抽送する。

「…ああ…っ…ん…も…う…だめ…も…い…く…いきた…い…いかせて…おねが…い…」
意識が朦朧とした暁が切れ切れに大紋に、絶頂への許しを乞う。

天井に嵌め込まれたステンドグラスが夕陽を受け、琥珀色の光を大理石に映し出す。
床に跪き、獣のように淫らな体位を取る暁の背中にその光が煌めく。
淫らなはずなのに、どこか聖性を感じる美しい姿だ。
大紋も既に保てないほどの快楽を暁から得ていた。
呻きながら、暁の華奢な首筋に噛み付く。
暁が掠れた悲鳴をあげながら、仰け反る。

「…いいよ…暁…達きなさい…中で、達きなさい…たくさん出してやる…君が孕むくらいに…!」

暁の華奢な身体を羽交い締めにし、大紋は最後の欲情の極みを爆発させる。
大量の熱い牡液を、男は少年の蕩けきった淫肉へと容赦なく叩きつける。
「…くっ…暁…っ…」
「…ああ…っ…あつ…い…!…はるまさ…んの…でてる…いく…いっちゃ…っ…!…んっ…!」
乱れる暁の妖しいまでの美しさを目に焼き付けながら、執拗に欲望の樹液を、少年の媚肉の襞の隅々までなすりつける。
まるで、本当に暁を身篭らせたいかのように…。
暁は熱く大量の淫液を内部に噴射された刹那、己れの花茎から滴り落ちる熱い花蜜を感じた。
白い愛の蜜は、大理石の床にミルクの帯のようにゆっくりと広がる。

…女のように中で極めさせられ、射精する歪んだ性を昂揚と悦楽と倒錯と…そして哀しみに似た感情をも心の内に受け止める。
「…春馬さ…ん…」
…意識を失う寸前に、抱き留めてくれた男の顔を微笑みながら見つめて、暁は瞼を閉じたのだった…。
/479ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ