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暁の星と月
第4章 夜啼鳥の夢
大紋の熱い精は凄まじいほどの奔流で、暁の花筒の襞と言う襞に激しく叩きつけられた。
背後で痛いほど暁を抱きすくめている男はその瞬間、色気の滲む掠れた声で小さく呻いた。
その声と熱い吐息に暁はぞくりと身体を震わせる。
体内に放たれた牡液の熱さと量と勢いに、ついに絶頂の頂に達した暁は、我慢していた己れの花蜜を解き放つ。
「…んっ…はあ…っ…も…でちゃ…う…」
身悶える暁の耳元で、大紋が息を荒げながら囁き、耳朶を噛む。
「…達くと言いなさい…暁…」
「…いく…い…くっ…ああ…っ…ん…!」
「…いい子だ。…たくさん出しなさい…」
優しく髪を撫でられながら、暁は己れの花茎の朱に染まった先端から白い花蜜が迸り、暗い窓硝子を白く汚すのを朦朧としながら見届けると、精も根も尽き果てて崩れ落ちた。
すかさず大紋が暁を掬い上げ、未だ繋がったまま暁の花茎に手を掛け、花の蜜を優しく絞り出す。
「…ああ…も…だめ…おかしくなる…」
全身の力が抜けるほどの快楽を得た身体に、その甘美な直接的な刺激は強すぎて、暁は譫言のようにつぶやきながら、男の腕の中で次第に意識を手放した。
…冬だというのに…真夜中だというのに…夜啼き鳥が鳴いているような気がしたのは、まぼろしだったのかも知れない…。
暁の乾いた唇は男に優しく塞がれ、何かを呟かれたが…その先はもう何もわからなくなった。
背後で痛いほど暁を抱きすくめている男はその瞬間、色気の滲む掠れた声で小さく呻いた。
その声と熱い吐息に暁はぞくりと身体を震わせる。
体内に放たれた牡液の熱さと量と勢いに、ついに絶頂の頂に達した暁は、我慢していた己れの花蜜を解き放つ。
「…んっ…はあ…っ…も…でちゃ…う…」
身悶える暁の耳元で、大紋が息を荒げながら囁き、耳朶を噛む。
「…達くと言いなさい…暁…」
「…いく…い…くっ…ああ…っ…ん…!」
「…いい子だ。…たくさん出しなさい…」
優しく髪を撫でられながら、暁は己れの花茎の朱に染まった先端から白い花蜜が迸り、暗い窓硝子を白く汚すのを朦朧としながら見届けると、精も根も尽き果てて崩れ落ちた。
すかさず大紋が暁を掬い上げ、未だ繋がったまま暁の花茎に手を掛け、花の蜜を優しく絞り出す。
「…ああ…も…だめ…おかしくなる…」
全身の力が抜けるほどの快楽を得た身体に、その甘美な直接的な刺激は強すぎて、暁は譫言のようにつぶやきながら、男の腕の中で次第に意識を手放した。
…冬だというのに…真夜中だというのに…夜啼き鳥が鳴いているような気がしたのは、まぼろしだったのかも知れない…。
暁の乾いた唇は男に優しく塞がれ、何かを呟かれたが…その先はもう何もわからなくなった。