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暁の星と月
第10章 聖夜の恋人
月城がゆっくりと振り返る。
暁は今までの感謝の気持ちを込めて、精一杯明るい笑顔を送る。
「…メリークリスマス、月城…。…一年前も、同じことを言ったけれど…」
…あの時は…もしかしたら、自分と月城は同じ想いでいるのかも知れないと、自惚れていた…。
けれど…それは儚い願望だったのだ…。

月城はもう、同じ言葉は返さなかった。
暁をじっと見つめると、もう一度、深々とお辞儀し、静かにその場を後にした。

「…メリークリスマス…月城…」
暁は彼が出て行った扉を見つめ、そっと呟いた。
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