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第1章 入学式

由香里と光希は食堂へ向かった。



食堂へ行くとセーラー服を着た同じ高校の生徒と光希と同じブレザーの制服を着た高校生が集まっていた。




寮の管理人さんらしき人が挨拶をする。


『はじめまして。１年間この１号館を管理する田山と申します。まずは、こちらのプリントを配布します。』


プリントにはこう書かれていた。


由香里の大学付属の高校は女子高と男子高があり、男女二人部屋である。
部屋での携帯やパソコンなどの電子機器は使用禁止。友人や家族と連絡をするときは公衆電話、もしくは自習室のパソコンのメール。
授業がある8:30-16:30以外は同じ部屋の者と行動を伴にする。6:30起床22:30消灯。とする。
部屋以外へ出る際は制服または学校指定のジャージ。
外出には申請が必要。もちろん外出も二人。




田山『何か、質問がある人？……
何もないようなので、次の集合は21時30分の消灯点呼、それぞれの部屋の前にでてくること。服装はジャージ。では解散。』



由香里は…『えっ！ってことは…光希と１年同じ部屋で暮らすの？？』