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素肌のままで
第1章 す
「相変わらずやなぁ」
相変わらずって!私は結婚相手を探すために大手の派遣をしているんです!
「悪いですか?」
「いや、ええけど。本社でえぇオトコ見つからんかった?」
「見つからなかったから、まだ派遣社員をしているんですよ!」
クックックとカッコいい顔で笑うのが憎らしい。
「西田さーん。先に食堂行っとくねー」
社員さんたちが私と三浦さんの話が長くなると思って
声をかけてくれた。
「あ。私も行きます~」
そう言った後、小さい声で
「三浦さんが真実ちゃんなんて呼んだら、男の子が遠慮しちゃうかもしれないじゃないですか!」
「なんで?」
「三浦さんが良いオトコだからですよ!」
三浦さんはずっと笑い続けている。
いい加減、笑いを止めてよ。
「じゃぁ、私行きますので」
そう言い捨てて、まだ笑い続ける三浦さんを柱の陰に残したまま
社員さんと仲良くなって1日でも早く歓迎会と言う名の合コンを
開いてもらうようにしなくちゃと、そればかり考えていた。
相変わらずって!私は結婚相手を探すために大手の派遣をしているんです!
「悪いですか?」
「いや、ええけど。本社でえぇオトコ見つからんかった?」
「見つからなかったから、まだ派遣社員をしているんですよ!」
クックックとカッコいい顔で笑うのが憎らしい。
「西田さーん。先に食堂行っとくねー」
社員さんたちが私と三浦さんの話が長くなると思って
声をかけてくれた。
「あ。私も行きます~」
そう言った後、小さい声で
「三浦さんが真実ちゃんなんて呼んだら、男の子が遠慮しちゃうかもしれないじゃないですか!」
「なんで?」
「三浦さんが良いオトコだからですよ!」
三浦さんはずっと笑い続けている。
いい加減、笑いを止めてよ。
「じゃぁ、私行きますので」
そう言い捨てて、まだ笑い続ける三浦さんを柱の陰に残したまま
社員さんと仲良くなって1日でも早く歓迎会と言う名の合コンを
開いてもらうようにしなくちゃと、そればかり考えていた。