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第11章 香港ｰ裏社会という場所

『金と銀の調教師‥‥
Cross sels内じゃ有名らしいよ、そして国を関係無くCross selsのクラブを渡り歩くって‥‥わざわざ聞き込んで来たのに、ウードゥ興味無さげ』


「興味が無い訳じゃねえが‥‥
金と銀の調教師？
という事はもう１人居るのか」


『金髪の男、この間少しだけ見た』


「なんだ男かよ、それこそ興味ねえ」


ナンシーちゃん‥‥じゃねえサザンクロスだったか？
良い女が男と一緒に行動と言やぁ、関係なんか１つしかないじゃねえか‥‥男付きかツイてない。



『今日は別々のショーらしい、あの姉ちゃんの専門は男調教で、Cross sels内でもあまり多くない女調教師‥‥って売り込みだった‥
ゲイかバイか、男好きの金持ち女用じゃないのかな？』


「あのなレン、俺に男調教を見ろと言いたいのか？
好き好んで見るかよんなもん！」


ざけんなよ！？
どうして俺が男がヤられてるのを見なきゃならないんだ？
俺はいたってノーマルだっ！！



『姉ちゃん見るには最高と思ったんだけどなあ‥‥
ほら言ってたじゃん？
お礼が欲しければクラブにって、くれるかどうかは知らないけど』


「・・・言ってたなそんな事・・・」


調教自体に興味は無いが、からかうネタには持ってこいってか？
そんな理由だったら行く気にもなる。