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契約的束縛・誘惑なる秘密
第15章 香港ー日本への伝(つて)



「‥‥はあ‥‥良いですもうっ!」


殆ど諦め境地でソファーに座れば、待っていましたと言わんばかりに宮野さんがスリスリ、宮野さんこんなところは全く変わってないんだから。



「まあ良いんじゃないか、これで有名になるとい事は需要があるという事だ‥
過激でも血を流したり傷付ける訳では無さそうだからな、俺は良いと思う」


「そこまではやっていないわよ?」


「サザンクロス抑えて抑えて‥‥
血は無いでしょうね、それをしてしまうと私達の方が耐える事になってしまいますので‥
お客の前で血を奪う‥‥それだけは勘弁して欲しいです」


「あっそうか‥‥」
「そうだったな、すまん‥‥」


本郷さんも、宮野さんも、今は私達が血を奪う事をちゃんと把握してるんだ‥
それでも冷静でいられるのは、本郷さんと宮野さんだから、適応力満点なのが2人の良いところ。


そして調教終了後の反省会も久し振り、前はこうして集まって反省会をしていた‥‥少し懐かしい話。



"コンコン‥‥"


「失礼、ヂャン・ミングイをお連れしました」


ルークの案内で、調教師用の控え室にやって来たミングイさん、これからどうなるのかな??


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