パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第18章 日本ｰ山口で語る美波の過去

「‥‥‥罠‥‥‥
例えば私達全員で行った場合、その周防老はどの様な罠を仕掛けると推測出来るでしょう？」


「お前ら全員・・・
一番は女の存在が高い、非力な女を盾に取れば、お前らがどんな行動をするのか‥
次に考えられるのは脅し、周防老の元には１００人近い舎弟が一緒に住んでいる、もしその全員を１部屋に集め、ガン付き鋭くお前らを牽制すればどうするか、普通は震え上がるが、お前らは予測が付かん」


セオリーと言えばセオリーな方法、ただし美波を盾に取られて仁科が大人しくしているかは怪しい‥
後の可能性も、あまり効果が無いように感じる。



「そんな仕掛けですか？
美波どうします？助け船を出すか美波自身がどうにかするか、美波に任せます‥
人を集めての方はムダですよ、ああ宮野は分かりませんね」


「俺！？
そんなの集められてもなぁ‥‥
昔から見れば実害無ければ軽い軽い」


「私は必要であれば自分で処理します‥
でも、どの程度やって良いの？」


「・・せめて殺さないように手加減してやれ美波、殺せば話が拗れる」


手加減知らずは、こんな時にも発動するのか？
俺的には暴れる美波は見たく無いぞ？？