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第29章 歓喜の一夜

繋がって溶け合って、沢山私を感じて欲しい、沢山霧斗を感じたい。調教されたからじゃない、心がそう言っているの、私の全てが求めているの。

「アッ　アッ　霧斗ぉ……」
「ん？　あぁ……」

互いに見詰め合いキスしながら混ざり合う感覚快楽。ずっと欲しかったもので満たされる満足感。
振り返らないと思っても、私は心の何処かで霧斗を求めていた、そう実感出来る。そして霧斗も……。

「アァァ……いいっ、オマ○コ感じすぎて……」
「イクか？　そんな俺もだが」
「頂戴霧斗を……私の胎内に……ンッァァァ……」
「ウッ……美波っ！」

ベッドに片手を付けて、更に激しくなる腰使い。荒々しく私を責める霧斗の膨れ上がったぺニス。分かるよ、そろそろ出したいって、私もイキ弾けたいもの。

「良いか美波？」
「……うん。アッアッアッ、イクのイッちゃう、霧斗のぺニスでイクッッ！　ヒッアッ……アッ　 　 アァァッ！」
「クッ……アァッ」

子宮に受ける衝撃にイッてしまう！　その直ぐ後にぺニスから放出される熱い精液。その熱にうなされるように、イッているのにまたイク私の躰。陶酔する私と苦し気に何度も射精する霧斗。満たされる……心も躰も、霧斗によって……。

「はぁはぁはぁはぁ」
「はぁぁ……一度出した程度じゃ収まりが付かないな」
「……何度でも……霧斗に付き合います」
「……美波……」

私を押し倒して、霧斗がまた動き出す。何度だって良い、霧斗の全てを受け止めたい私。
……気が済んで眠ったのは何時だろう？
疲れ果てて、私と霧斗は抱き締め合いながら泥のように眠りに入った。