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華の王妃
第4章 ユリウス

「ほうら気持ち良いでしょう。長旅でございましたからね。
こうして拭うだけでさっぱりとした気分になりましょう。」


ユリウスは布を小まめに水で濯ぎリンダリアの身体を丁寧に拭う。
リンダリアの身体には王が付けた鬱血の痕がところどころあるが
リンダリアはまだ気が付いていないようだ。


あれほど加減するように進言したのに王は本当に我慢が効かないらしい。
遊び女なら思うように抱いても良いかも知れないがリンダリアは違う。


一生側に置きたいと思うのなら身体も心もリンダリアを労り解さなければ
ただ怯えられて酷い場合は嫌悪の対象にしかなり得ないと言うのに。


愛し愛された夫君から無理やり奪う形で連れてきたのだから
せめて少しでも思いやりと言うものを持つべきだろう。


まぁ王なりに我慢してユリウスをこうして呼んだのは、そこまで人間として
腐ってはいないと言う証拠か。


ユリウスはリンダリアの中におさまりきらなかった子種を視界に入れると
リンダリアに優しく問いかけた。


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