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華の王妃
第4章 ユリウス
ユリウスの進言もあってか、国に近づいてきた安心感もあってか
王は多めに休息を取るようになった。


無論その休息の中にはリンダリアを抱くことも含まれているが
最初の頃のような無茶な抱き方はしない。


逞しい手と熱い唇が余すことなくリンダリアの体中を這い
秘部がしとしとと濡れそぼるまで丁寧に愛撫してから愛した。


リンダリアの中が王のモノでいっぱいになると眉をしかめて苦しそうにする。
それはリンダリアの中が人より小さく狭いせいだろう。


それに加え深窓の姫君故か男女の情事に疎く物慣れないせいか
女の喜びと言うものをあまり良く知らないようだ。


どこを愛撫しても恥ずかしがり、涙を浮かぶ様は愛らしくとことん
汚してしまいと言う欲求に駆られてしまう。


だがそんなことをすればこの姫に嫌われてしまうのは必須で
王は日ごろの好色さも息を潜めるかのようにどこまでも
丁寧にリンダリアの快楽を引き出すような抱き方をした。


どこまでも浅く抜き差しをする。
王としては物足りなさもあるがリンダリアの中が王のモノに馴染むまで
丁寧な愛撫を心掛けなくてはならない。


吐精感を堪えリンダリアの息が絶え絶えになるまで緩やかに突くと
リンダリアの苦し気な息がだんだんと甘くなり王のモノをぎゅうぎゅうと
締め付けてくる。


リンダリアの意思ではないのかも知れない。
だが王にはこの上もない喜びでまるでリンダリアに受け入れられて
いるような気持ちになった。


そしていよいよ堪えきれなくなると、ようやくリンダリアの
最奥までゆっくりと埋め込み夥しいほどの子種を注ぎ込んだ。




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