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サイレントエモーショナルサマー
第2章 6月某日金曜日

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「はぁっ…はっ…」

基本的にはどんなセックスだって大好きだ。セックスには結構性格が出る。射精は早くても遅くてもどっちだって構わない。何回もする人も居れば、1回イったらはいおしまいっていう人もいる。

愛してくれなくたっていい。寧ろそれがイイ。道具のように扱われて相手が自尊心を満たしている姿に興奮する。

私を気持ちよくしようという努力より、自分が気持ちよくなるための動きであってくれた方が好きだった。だから、やっぱり恋はいらない。

「うぁ…っ……!」
「もう終わりだと思いました?」

太さ長さ硬さの三拍子が揃った藤くんのモノはそれだけでは飽き足らず、持続力と回復力も持ち合わせた驚異のブツだった。

一発出してはゴムを変えを繰り返し今しがた3度目の射精をしたばかりだというのにあっという間に硬さを取り戻し、再び私の中に入ってくる。

藤くんのモノにも驚きだが、更に驚いたのは自分の身体の方だ。前にも一晩に何度もする人と経験したことがあったが、その時は段々と膣が渇き、擦れて痛みを覚えた。

それがどうしたことかもう長いこと藤くんのモノを受け入れ続けている膣はまだ足りないとばかりに愛液を垂れ流し、潤いを失わない。
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