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オネェとホスト不思議な同居生活
第3章 祐希と輝



「祐希カッコいい‥
ぁたしの方が惚れちゃいそうよおー」


「私‥男の方が似合うのかな・・・」


女としたら、地味で良い所無し‥
明菜は、男でも女でも、カッコいいし綺麗だから良い、私とは全然違う。



「そうじゃ無いでしょう、元々の素質がなければ、こんなにカッコよくならないの!
祐希って私生活が飾り気が無さ過ぎるのよ、本当は美人の素質を持っているのに、自分に無頓着過ぎー!!」


「私が?
そんな事‥‥」


一度も思った事が無い‥
だって元々地味だけど、大学時代に何時も隣に格好いい輝が居たから、私なんて目立たず仕舞い。



「あ・と・その言葉使いね‥
これは働きながら、祐希と同じホストが教えてくれると思うから、さっママの所に行きましょう」


「う‥うん・・・」


明菜に引っ張られて、私はまた店に居るママの前に出て、そのまま真っ直ぐ立った。



「・・・
うん、良いわ‥
女性ウケする顔立ちだし、背も高めでスーツも似合う‥
明菜良いわ、この子雇ってあげる」


「本当!ママ!!」


「えぇ、暫くの間はヘルプだけど、毎日店に出ていれば慣れる事‥
後は周りを見て、自分らしさを確立する事ね」


「はい・・・」


こうしてだけど、明菜の強引な面接で、私はclub pulseで働く事になった‥
男装ホストとして・・・



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