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第5章 その後②

季節が冬になりマフラーなどの防寒具が手放せなくなってきた今日この頃。


霧島との関係は友好的で目立った喧嘩もなくなかなかに順調と思われる中、唯一の不満と言えばセックスに対する取り組み方の不一致。


男と女だから当然と言えば当然なのかも知れない。
そもそもの性欲に違いがあるからなのか、暇さえあれば体を触ってきて隙あらば押し倒そうとして来る霧島とは裏腹に私は週末にゆっくりと触れ合いたいと思っている。



数で表すなら7対1で奴の性欲が勝つ。