• テキストサイズ
初恋
第2章 窓の向こうに


パンツ見えそうだな……なんて


何色だろうかと想像しながら、窓枠にほおづえを付いて眺めてた。


俺に見られているとも知らず、向こうは呑気に笑っている。


声は届かないけれど口の形でわかる。


少女のように邪気のない笑い方は、彼女をより幼く見せていた。


何がそこまで面白いのかもわからず


俺はなんだか、苛立った。




すると




その子が顔をあげた。


俺がいるのは病棟の四階で


少し距離があるけれど、俺たちの目は互いに吸い寄せられていた。


俺は顔をそむけた。


急いでそむけた。


別に悪いことをしてたわけじゃないけど。




/47ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ