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真愛~美女と野獣より・孤独な王子と黄色い薔薇の物語~
第1章 孤独な王子
 そんな風に僕を愛してくれる女のひとがいつか現れて、僕をこの闇の中から救い出してくれるの?


 判らない。判るようで、判らない言葉に、彼はまた泣きそうになった。

 光の玉は更に小さくなった。

―待って、消えないで。僕を置いていかないで。

 ここは暗くて、僕は一人ぼっちで淋しくて仕方ないんだ。

 王子が叫んだ時、光の玉は更に小さくなり、スウーと彼の手に落ちてきた。  

―っ。
 考えるより先に身体が動き出していた。咄嗟に受け止めた手のひらに乗っていたのは、一輪の薔薇だった。
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