この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
契約的束縛外伝・自由への扉ー
第17章 2人のアドルフ



親衛隊をポツダム周辺に回し、話した女性には多少の手当てと、向こうで吊した女性の始末を指示し、私は終わりとばかりに尋問部屋を後にする。



「コンラート様!」


「どうしました?」


後を追って来たのはテレーザ・・・



「残り5名の女の処分は?」


「まだ使い道はあります‥
負担にならない吊し方をしているんです、精神的に疲弊するまであのまま‥という手も使えますよ」


「それは‥はい‥‥」


「同じ女としての情けですか?
情けも良いですが見極めは重要、せっかくの情報源に逃げられては元も子もない」


「情けなど‥私にはありません!」


「そう‥それなら良いです」


途中で控え室に寄りヒムラーに合図を送り、私は更に地下の奥へと進む。


収容されている者‥
尋問最中で放置されている者‥
再起不能まで躰も精神も崩壊している者‥


そんな収容施設を歩き、抜け出した場所‥
そこはこの建物の地下シェルター、もしもの場合の施設であり今は無人。



「漸くひと息ですね」


また煙草を咥え、常備している飲み物に手を伸ばす。


こんな姿をルークが見たら何を言うか‥
言う前に、間違い無く渋い顔はされそう。



/962ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ