この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
契約的束縛外伝・自由への扉ー
第22章 現実と悲しき別れ



「分かりました、盟主に一任します‥
数ヶ月だったら、多分自分は居城に戻って来れないでしょう」


「私もそう思います‥
パウリーネ、私が貴方を選んだせいで辛い思いばかりをさせました‥
居城を出たら、此処の事は全て忘れ幸せにおやりなさい」


「いいえクルス様‥
クルス様が選んでくれたこそ、私は幸せになれました、ルークさんと一緒に‥
此処を出てからも忘れる気はありません、幸せをいっぱい貰いましたもの」


「そうですか‥
取り方は人それぞれ、パウリーネが幸せと思っているのならば、それで良い‥
私が口を挟める事でもありません」


「はい、クルス様‥
もう少しあります、また紅茶を持って来ますね」


「ああ、パウリーネのお茶タイムも後数ヶ月ですか、私も寂しくなります‥
何も無い居城で、パウリーネとの話は私も楽しかったですよ」


「・・・・・」


盟主は‥
もしかしたら‥‥


それを盟主に問うのは愚かな事、いや今更と言うべきなんだろう。


今はただ・・・



「では自分はミュンヘンに向かいます‥
ゼクス中将の代わりに、居座っているナチ党員の粛正をしなければなりませんから」


「一気に全員ですか?
それもまた一興とも言いますね、ルークの好きにやりなさい」



/962ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ