この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
契約的束縛外伝・自由への扉ー
第24章 遠い過去-大地の記憶



「・・・
一緒に居て心休まるとは思いましたが、それ以上の感情はありません」


「心休まると愛情は近いと自分は思います‥
側に居て居心地が良い存在、守りたい存在、それが愛情だと‥‥」


「・・守りたい・・」


私はミアを守りたいと思っていたのだろうか?


パウリーネに関して言えば、最後まで見届けてあけたいという気持ちが大きかった。


それが愛情に近い?
愛情とは居心地良く守るもの??



「・・やはり・・よく分かりません・・
何時か分かる時が来るんでしょうかね・・私にも・・
失った心の欠片を思い出す日が、現状は無理でしょうが」


「そう‥‥ですか‥‥」


「・・・・・」


一言で言えば、落胆のようなルークの声‥
そんなに愛情という感情を、取り戻して欲しいんでしょうかルークは??



「また霧が・・・」


母が私を抱き上げ、城へと戻って行く姿で、霧が立ち込め何も見えなくなった。



「大地の記憶です‥
気紛れに魅せたり、現在に戻ったり、大地は気紛れなんですよ」


私の意志でも魅る事は出来るが、見たいのはこれでは無い‥
だから今は大地の気紛れのまま、その内に大地はまた何か魅せるだろう。



「完全に今に戻りましたね、私は行きたい場所があります‥
ルークはどうしますか?」


「コレを連れてで良いのであれば、お供します」


とうとうコレと言われたハールマン‥
そういえば幻影最中、ハールマンは大人しかったが何故??


それは良いと私は歩き出す、付いて来るのも構わない、ただ行きたい場所に行くだけ。



/962ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ