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第1章 入学。出会い。

ちょ！なんだよ！

ゆうたはトイレのなかに連れ込まれると
私の顔を見た。

なんだよ、お前かよ。で、何のようだ？

私は握ったままの手をひっぱり真ん中の
洋式トイレの個室のなかにゆうたを押し込んで
自分もはいり鍵を閉めた。

ねぇ、ゆうた。
このまえ私の胸がいいっていったじゃない？

お、おう…

いいよ、好きなようにして。
二人っきりでトイレなんて最高のシチュエーションでしょ？

ゆうたは戸惑ったような顔を見せた。

しかし、そのすぐあとに私の腕をとり
上にあげた。

後悔しないか？

ゆうたは聞いてきた。

ゆうたの方こそ、後悔するんじゃない？

そんなことあるかよ。


そういうとゆうたはそっと

唇を重ねてきた…