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おデブが愛されちゃダメですか?
第42章 甘えん坊の真
二人は、無言でタクシーを降りて、

マンションに入って行った。

コンシェルジュが、「お帰りなさいませ。」って

挨拶をしているのに、二人は気づかずに

ボーッとエレベーターに向かった。

自分達の部屋に着くまで口を開かなかった。

玄関を真が開け、二人中に入った。

すると、真が急に彩香を抱き締めた。

「真?どうしたの?大丈夫?」

「・・・・・」

彩香は、真の背中をヨシヨシ撫でて訪ねた。

「今日は疲れたね?お風呂入って寝ようか?」

それと同時に、二人のお腹が鳴った。

二人は笑いだし

「そう言えばまともに食べてないね?

簡単な物で良いよね?何か作るよ。」
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