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第21章 朝からベタベタな真にタジタジ

真は、彩香の事が愛しくて仕方がなかった。

愛しくて、愛しくて、

食べてしまいたいくらいに愛しくて、

ずっ～とキスしていたいくらいだった。

「だって、彩香のこと愛してるんだよ？

愛する女性が目の前に居るんだよ？

デレデレするよぉ～(笑)」

彩香も、思いは同じだった。

愛しくて、愛しくて、愛しくて、

狂おしい程に愛しくて、

彩香だって、ずっと、ず～っと

キスしていたい！

「真？私も愛してるんだからね！

でもね？どうしても自信が持てないの！

真みたいに、ストレートに気持ちを表せないよ！

ごめんね？愛してるのに･･･」

また涙が溢れてきた。