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第22章 初恋の幼なじみに傷つけられて

思い出して、悲しくなってきたのか

嗚咽が込み上げてきた。

「おば様には、お世話になってるし、

遼太は、嫌がるだろうと思ったけど、

仕方なくお弁当を預かって登校しました。

断れば良かったと後で思ったけど、

後の祭り！後悔先に立たず！

なんて言葉がぴったりだと思いました。

いつも遼ちゃん、彩ちゃんと呼びあってたから、

教室にお弁当を持って行って、

『遼ちゃん』って呼んだんです。

そしたら、遼太のクラスメート達が

一斉に冷やかしだしたんです。

『遼太お前、おデブに遼ちゃんって

呼ばれてるのかよ？笑える！』とか、

『遼太、おデブと付き合ってるのか？

ダサ～！ハハハハハ』あっちこっちから

笑い声が聞こえて来ました。」