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第26章 真と遼太

彩香は、おじ様に土下座されて

唖然としてしまい、固まっていたら、

おば様まで土下座しだしたから、

彩香も膝をつき、

「おじ様もおば様もやめてください。

おじ様と、おば様には、

言葉では言い尽くせないくらいに

お世話になりました。感謝こそすれ

謝ってもらおうなんて思ってません。

私は、遼太の事が許せないだけで、

それとおじ様と、おば様は、関係ありません。

おじ様と、おば様がいなければ、

私生きていなかったかも知れません。

パパが亡くなって、

ママに捨てられた私は、

独りぼっちでした。天涯孤独になったんです。

その私を暖かく包み込んで下さったのは

おじ様と、おば様です。」