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第26章 真と遼太

「おば様、もう謝らないで下さい。

私、遼太さんとは、もう会うつもりありません。

だから、おじ様と、おば様にもお会いしません。

今日で、最後にします。おじ様も、おば様も、

お元気でお過ごしください。

今までありがとうございました。」

真が山名弁護士に言った。

「山名弁護士、彩香の家の事とか、

管理をされてると思うのですが、

全てわが社の顧問弁護士の先生に

お任せしたいと考えています。

顧問弁護士の方から連絡を入れますので、

引き継ぎよろしくお願い

出来ませんでしょうか？」

遼介は「分かりました。

その方がよろしいかと思います。

彩香ちゃん、ちゃんと引き継ぎするから

心配しなくても良いよ。

弁護士は降りるけど、何かあったら

いつでも相談に乗るから、

何でも言ってくるんだよ。

本当に馬鹿息子が迷惑かけたね。

申し訳なかった。許してほしい。」