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第28章 100本の薔薇に思いを込めて

彩香は、困っていた。真に見せたら、

絶対に焼きもち妬くよなぁ？

「はぁ～！100本も･･･」

ため息が出るばかりだった(-_-;)




その頃秘書課では、商品開発部

ショールーム担当部長林が、

専務の出社を今か今かと待っていた。

秘書達ののスマホに、運転手からLINEが、入った。

いつも、信号待ちなどで、同じ所くらいからLINEが

入る事になっている。

一人の秘書が、

「後５分くらいで到着されます。

玄関までお迎えに参ります。

林部長はどうされますか？

ご一緒にお迎えに行かれますか？

それとも、こちらでお待ちになられますか？」

「ご一緒にお迎えに上がります。」

「では、参りましょう。」

二人は連れだって玄関に向かった。