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第29章 隼人、真に電話する

「しかし、何で同じ人を好きになるのかなぁ？」

「知るかよ！俺が先だからな！」

「先も後も無いだろ？

彩香ちゃんの気持ちだろ？」

「それは、俺にある！」

彩香のおでこにチュッ❤️

「おい！お前、今キスしなかったか？」

「してない！してない！ハハハハハ」

「ハイハイ、お邪魔しましたね？

またな、おやすみ

彩香ちゃんによろしくな」

「おう！ありがとうな！

伝えとくよ(笑)」

「お前、スッゴいデレデレしてるだろ？

ムカついてきた！」

「お前も、早く彼女作れよ！」

「大きなお世話だ！じゃあな！」

プツッと電話が切れた。

「切られた。ハハハ」

「もう！恥ずかしいよ！」