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第30章 彩香、経理課から商品開発部へ異動辞令が出ます！

「分かった！でもね、このまま

今のカルチャースクールにいたら、

先生は、何もせずに君に全て作らせて

儲けようと考えてると思うよ。

もう充分腕は磨いたはずだ。

まだ習いたいのなら、

もっと上の先生に習わないと、

勉強する意味がない。

君の為だ、直ぐ辞めなさい。

多分、辞められると困るから

色々言って引き留めようとすると思うから

うちの会社の顧問弁護士の先生に

一緒に行ってもらうことになってるんだ。」