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第31章 真に知られたくなかった秘密！

「午後一で、行きますよ。」

「私もご一緒しても宜しいですか？」

「勿論良いよ。車出すから、

一緒に乗っていけば良いよ。」

林部長は、凄く嬉しそうだった。

真は、自分を、無視して話してる二人を

面白くない気持ちで見ていた。

「高梨さん、ショールームに行くの？

その前に、ちょっと話があるんだけど、

私の部屋まで来てくれるかな？」

「何でしょうか？何か問題でもありましたか？」

彩香は、真が焼きもちを妬いてると分かっていた。

別に何も用がない事を分かっていたけど、

ここで逆らって、へそを曲げられては

今晩の楽しみが無くなると思い、

「林部長、先に行ってもらえますか？

私、後で電車で行きますから、すみません。」

「専務、お話は時間かかりますか？」

林部長が専務に聞いた。