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第38章 桐生聖夜が、来ちゃいました。

玄関の土間の部分で、本番が始まった。

せめて、上にあがってすればいいものを、

二人にそんな余裕は無かった。

お互いがお互いを欲しくて、我慢できなかった。

二人とも、互いに溺れていた。

セックスの虜になっていたのだ。

彩香は、初めてのセックスで、

愛称ぴったりの相手に巡り会う幸運に恵まれ、

真は、やっと気持ちいいセックスが出来る女性に

巡り会えて、野獣化してしまっていて、

ベッドに連れていくまで待てなくて、

彩香を立たせたまま玄関の扉に手をつかせた。