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第4章 4

ピーンポーン

家のチャイムが鳴ると

「さぁ、亜美。御奉仕をする時間が来たよ。
お客様をお出迎えしておいで。」

実様が亜美に言うと

「はい。実様。」

すぐに玄関に向かった。

玄関の外側がガヤガヤしていて、複数いるのがわかった。
亜美は、玄関に並べてあったサンダルを掃いてドアを開けてから

「いらっしゃいませ。おまちしてました。」

笑顔で迎え入れた。

お客様は、男性が数人の中に一人だけ女性が混じっていた。
そのお客様方は、亜美を見た瞬間

「うぉ～」

と、歓喜の声を上げた。

「メイドさん？可愛いね～。」

「いいね～。メイドさん。」

「ヤラシイね。その服。」

男達は、口々に亜美のメイド服姿を誉めた。

「ありがとうございます。中で、実様がまっています。」

亜美は、お客様を部屋へと案内する。

ぞろぞろと入ってきて、一人だけいた女性が亜美の前に来ると

「ふ～ん。」

亜美を下から上まで睨むように見た。

「若いだけのお子様じゃない。実様の近くにいるなんて馴れ馴れしい！」