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第11章 究極の選択…

セールスマンが出て行って、

30分後ぐらいに主人が帰ってきた。

『早いね…どうしたの？』

嫌な感じ…顔が恐い…


1枚の名刺を渡された…


セールスマンの名刺だ。

『こんなにムカつくのは始めてだ…』

『俺を馬鹿にしてるのか…』


『そんなつもりじゃないの…』

『仕事戻らないと行けないから

言い訳でも考えておけ。俺もどーするか

考えるから』

夜、子供を寝かしつけて、話合に。

怖くて逃げたかった。

『言い訳ある？』

首をふった…


『今回はちょっと許せる気持ちにならない。

家に入れてるし、 これから子供大きく

なって、こんな母親なら居ない方が

マシだろ…』