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あんなこんなエロ短編集
第19章 man&woman

「…………こんなものを食えと言うのか?」
まずい、と感じた。来る。
その日は友人とお茶をしていたらばったり別の知人に
出くわし、
会話に花が咲きつい長びいたのでカレーにしたのだ。
井高はいつにも増して不機嫌で帰ってきた。
ガチャン!
白い皿が割れる。
「てめぇ、俺を馬鹿にしやがって!」
息をする間もなく肩を掴まれ床にたたきつけられた。
「止めて………!ごめんなさい、ごめんなさい…………」
頭を抱え謝るわたしに井高は尚激昂したようで、
足蹴りにされた。
いつも一通り殴り終えると落ち着く。
わたしは体を丸め我慢した。
これさえ終われば…………
が、ふと気づく。
これが終われば、また次がある。
次が終わればまたその次があるのだ。
セックスも全くなく、
わたしは働くことさえ許されずただのサンドバッグ
だった。
まずい、と感じた。来る。
その日は友人とお茶をしていたらばったり別の知人に
出くわし、
会話に花が咲きつい長びいたのでカレーにしたのだ。
井高はいつにも増して不機嫌で帰ってきた。
ガチャン!
白い皿が割れる。
「てめぇ、俺を馬鹿にしやがって!」
息をする間もなく肩を掴まれ床にたたきつけられた。
「止めて………!ごめんなさい、ごめんなさい…………」
頭を抱え謝るわたしに井高は尚激昂したようで、
足蹴りにされた。
いつも一通り殴り終えると落ち着く。
わたしは体を丸め我慢した。
これさえ終われば…………
が、ふと気づく。
これが終われば、また次がある。
次が終わればまたその次があるのだ。
セックスも全くなく、
わたしは働くことさえ許されずただのサンドバッグ
だった。

