この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
あんなこんなエロ短編集
第30章 シラナイカオ

兄の手が膝を割り、
男の象徴が貫いてきた時の感覚を何と言えばいいのだ
ろうか?
恐怖。嫌悪。戦慄。
どれも少し違う気がする。
だが分からない感覚を抱えたまま、
気づくと兄の象徴から白い液体が垂れているのが目に
入った。
「うそ………………い、い、いや……………」
自分の股からも同じ液体が漏れていた。
兄はやけに恍惚とした表情をし、
ズボンを上げ立上がった。
未奈を見て憐れみの目を向けた。
いつかこの目をお前に向けたかったーーーーー
そう言われた気がした。
未奈の精神も生活も一変してしまった。
食べられない。
学校では動悸がして気を失う。
ガリガリに痩せた未奈を見かねた母が病院に連れて行った。
そこで、妊娠が発覚した。
ーーーーー厳格な父からは「どいつの子供だ!」と殴られた。
母は泣くばかりだった。
いつも活発で優秀な未奈を見てきた両親は、
受験勉強をしていると思ったら彼氏を作りセックスを
していた未奈に失望した。
男の象徴が貫いてきた時の感覚を何と言えばいいのだ
ろうか?
恐怖。嫌悪。戦慄。
どれも少し違う気がする。
だが分からない感覚を抱えたまま、
気づくと兄の象徴から白い液体が垂れているのが目に
入った。
「うそ………………い、い、いや……………」
自分の股からも同じ液体が漏れていた。
兄はやけに恍惚とした表情をし、
ズボンを上げ立上がった。
未奈を見て憐れみの目を向けた。
いつかこの目をお前に向けたかったーーーーー
そう言われた気がした。
未奈の精神も生活も一変してしまった。
食べられない。
学校では動悸がして気を失う。
ガリガリに痩せた未奈を見かねた母が病院に連れて行った。
そこで、妊娠が発覚した。
ーーーーー厳格な父からは「どいつの子供だ!」と殴られた。
母は泣くばかりだった。
いつも活発で優秀な未奈を見てきた両親は、
受験勉強をしていると思ったら彼氏を作りセックスを
していた未奈に失望した。

