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あんなこんなエロ短編集
第32章 another heaven

地図アプリで崖を探し、
2人で電車を乗り継ぎ自宅から40㎞離れたこの崖に
来たのだった。
「もう!!穂波ったら!」
怖がる穂波に痺れを切らした三輪は、
穂波の手を引っ張った。
「怖い!怖いよ~高いよ~」
半泣きの穂波にイラッとし、
背中を蹴り飛ばした。
「ああっーーーーーーーー」
穂波が空中に投げ出される。
追うように三輪も飛び込んだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「いたたたた…………………あ~痛い」
三輪は全身に広がる痛みに眉をしかめた。
体を起こす。
「……………は?」
えっ、何これ?
三輪は周りが深い青の水であることに気づく。
「え……………えーっ???」
プカプカ浮いていた。
いや、正しくは水中を漂っている。
「う~ん…………………怖いよ~高いし~、ママ~」
声がしてそちらを見ると少し離れた場所で同じく
穂波が漂っていた。
「穂波!!ちょっと!目ぇ覚ませ」
動くと、体は面白いくらい簡単に進んだ。
口から泡のようなものがカプカプ沸く。
「うわ、泳いでるよ私!!!
何これ?穂波っ、起きろっ」
穂波の体を捉え揺さぶると目を開いた。
2人で電車を乗り継ぎ自宅から40㎞離れたこの崖に
来たのだった。
「もう!!穂波ったら!」
怖がる穂波に痺れを切らした三輪は、
穂波の手を引っ張った。
「怖い!怖いよ~高いよ~」
半泣きの穂波にイラッとし、
背中を蹴り飛ばした。
「ああっーーーーーーーー」
穂波が空中に投げ出される。
追うように三輪も飛び込んだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「いたたたた…………………あ~痛い」
三輪は全身に広がる痛みに眉をしかめた。
体を起こす。
「……………は?」
えっ、何これ?
三輪は周りが深い青の水であることに気づく。
「え……………えーっ???」
プカプカ浮いていた。
いや、正しくは水中を漂っている。
「う~ん…………………怖いよ~高いし~、ママ~」
声がしてそちらを見ると少し離れた場所で同じく
穂波が漂っていた。
「穂波!!ちょっと!目ぇ覚ませ」
動くと、体は面白いくらい簡単に進んだ。
口から泡のようなものがカプカプ沸く。
「うわ、泳いでるよ私!!!
何これ?穂波っ、起きろっ」
穂波の体を捉え揺さぶると目を開いた。

