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こんな日は抱いて欲しい
第10章 秘密をぶっちゃけろ!

 「えぇ、確かに美味そうでしたよ。
赤ちゃんの頃から両手はボンレスハムで、プクプクしてました。
その頃はまだ可愛いで済んだらしいですが、デブと呼ばれる領域に入った時、人生は180度変わりましたよ。
『夏は暑苦しいから寄るな!』と言われ、冬になれば、『脂肪を蓄えた分寒くないんだろ?人間肉まん』などと酷い言われようで、挙句、あっちの隆之介が人気が出れば出るごとに、弄られようは半端ない。
『あっちの隆之介はカッコイイのに、こっちの龍之介は残念過ぎ〜』なんて、言わないでいいことほど、人は言いたくなるみたいで……。
正直、凹みましたし、あっちの隆之介にはかなり敵意を持ちましたよ!
僕は、たまたま同姓同名、一字違いなだけ。
彼とは縁もゆかりも無いんですから。
でも、そんな彼が居たから追い打ちをかけられたように、ダイエットも挫折する事なく出来ました。
どっちのリュウノスケでも好きな方選べよ、メス共!
くらいハッタリかましてやりたいじゃないですか!
それが結果となってコミットしたわけです」


 「りっ、立派です!先生!!」

 「良かったね。先生。
白豚時代があって、今がある。
今は神木龍之介でありながら、レディコミ界のクィーン桜樹結女なんですから!
デブだった下積み時代に蓄えたネタがちゃんと生きてます!
きっと、先生みたいな人気漫画家になりたい人は、自ら進んでデブになって、リスペクトする人も居るかもよ?
デブの時代到来〜♡」


 『多分、居ないです。メロンちゃん……』

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