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こんな日は抱いて欲しい
第14章 タニシとモリマン♡

 私の髪を優しく撫でながら、ここから先のアクセスを瞳で訴えた。
瞳を閉じてYESの合図を送る。

 だって、愛し合って結ばれたいじゃん!

 「いいの?真由子」

 『聞くな。ホント、不器用だな……リュウは」

 無言で頷き、ギュッとリュウの背中を抱く。

 指先が下半身に触れ、扉を開けた。
滑らせるように指先で確認し、太腿を持ち上げられた後にゆっくりリュウが入ってきた。

 あっ、マジ、この瞬間……堪らん!
男女の最上級の愛の営みぃ〜
先っちょが私の中へ……グイグイと少しずつリュウが入って……あっ、最高過ぎ!!

 昇天近し〜♡


 「ハァ……リュウ……」

 受け入れた瞬間から、切ない吐息と喘ぎが溢れる。
何度となくセックスをしてきても、愛がなければこの侵入は許さない。

 一つになるって、そういう事じゃね?

 「う……あっ、ああ!!………………」

 「真由子……」

 ちゃんと私に感じて勃起したリュウ。
男の性器が女の性器の中に導かれて挿入する事は、簡単なようで簡単じゃない気がする。

 だって、求め合って自分を魅せて、受け入れたり、受け入れられるって、ある意味物凄い覚悟の元じゃね?

 あなたを愛して愛したいからセックスします。
私ならそんな願いの中で抱かれたいよ。
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