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第15章 感じるままに

　「真由ちゃん、立って」

　「えっ、何？早穂さん！？」

　「いいから、いいから！！」

　かなり強引なメロンちゃんに逆らう余裕ありません（泣）
無理矢理立たされて、スルっとパレオを取られます。
一瞬の出来事で、「キャ！！」と声を上げると……

　リュウが水着姿の私をマジマジと眺めている……。
裸を見られていても、別の恥ずかしさが……

　「やっぱり真由子は最高だ」

　『えっ、何が？』

　リュウに強引に手を取られ、プールに飛び込んだ。
浮かび上がると、しっかり抱き締められる。


　「これ、やってみたかったんだ。
水着姿に恥じらう真由子とプールにダイブ。
真由子のマブダチのように、僕は格好良くはいかないけどさ！」

　爽やかな笑顔で笑うリュウ。
プールサイドで指差してゲラゲラ笑うメロンちゃん。

　「リュウのバカ！」

　「真由子、今夜このホテルにお泊りしたくない？」

　「もう〜！！したいに決まってるぅ！！」

　バカップルはこうじゃなきゃね！リュウ♡