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第17章 リュウの描く世界

　「って事で、私はハイレグを買って、彼氏とチョコミントタイムを実践しますので、本日はこれにて早退します」

　「早穂ちゃん的にはムラムラしましたか？」

　「しました。
濡れてヤりたい時は、ヤりたい気持ちに素直になりたい。
それがエロスです」

　「分かりました。
ならば、早穂ちゃんの気持ちがおもむくまま突っ走って下さい」

　「私、エロに関しては失敗しないので」

　『強気にそう言ってしまうメロンちゃんは、あの人気医療ドラマの美人女優に似てます。
黙っていたらかなりイケてる美人だと言う事を改めて思い知らされるのです……』

　「よい」

　『って、オイ！！　リュウもノリノリじゃねーの？』

　あのテーマソングが頭に流れます。
手術台でエッチしたら、どうなんだろう？
ある意味、マニアにはウケんじゃね？

　『私、失敗しないので　プレイ……なんちゃって（笑）』

　「真由ちゃん、何ニヤけてんの？
あ！！さ･て･は、疼いて濡れたな？先生とイチャイチャしたくて、早穂さんさっさと帰れってか？」

　「そ、そんな事ないですよぉ〜」

　「素直じゃないな〜。
まっ、いいか。私、ヤりたいので帰ります〜　では」


　『格好良すぎます。
仕事が終われば颯爽と帰るとこも、またあのドラマに似てます。
さては、意識してますか？
なりきってしまうのも手ですな……（爆）』