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こんな日は抱いて欲しい
第4章 真由子、フィバー?

 好きな男に、ねっとりジワジワ攻められるのって、堪んない~
脳内暴走モードになっちゃってさ、『あっ、ダメダメダメダメ……』なんて、夜這いシチュ通りに抵抗して、演じるけどさ……感じちゃって、腰がうねっちゃう♡


 その腰を強引に持ち上げて……極めつけは…………
エロ漫画みたいに、『ほら、あんたのお○んこはコレ欲しがってんぜ!』なんて、鬼畜な言葉を浴びさせる~


ーーー
ーー



 「真由子、お待たせ~」

 背後に瑛太の声!!
イヤ~ン……私ったら、30分足らずの待ち時間で過去を旅してた~

 「あっ、瑛太!!」

 「真剣にスマホに齧りついて何見ていたの?」

 『あんたとの過去エッチを思い出して。疼いてました~』なんて言えない、言えるわけない。

 エッチしたい時は、正直に『ねっ、しょ」なんて甘えて擦り寄っていった頃と今の距離は、明らかに遠い………。
いざという時の為のアリバイに○AHOO!のニュースページ開いていて良かった〜


 「天才将棋少年の勝負の行方を見ていたの」

 「あっ、マジ、あの子凄いよね!」

 「うんうん」

 氷の溶けたカフェオレを飲み、私はゆっくり瑛太の顔を眺めた。
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