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皇帝の激しい寵愛
第8章 皇宮へ
「麗さん、短い間ありがとう
 ございました。また来ます」

「こちらこそ、ありがとう。
 またおいでね。必ずだよ」

麗さんに辞めるというと悲しい
そうな顔をしていた。

(何か恩返しが出来たらいいな)

雪がそう思っていると清さんが来た。

「店辞めるのか?」

「あんた盗み聞きしてたね!!」

「別にいいだろ。また来いよ雪」

麗さんと清さんの会話を聞けるのも
最後だと思うと、急に寂しく感じた。

「幸せになれよ」

「うん。ありがとう」

雪は会話を終えると皇宮まで行った。
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