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皇帝の激しい寵愛
第3章 いざ、皇宮に入内へ
『ここが、皇宮かー』

さすが皇宮。皇帝が住んでる所
は格が違う。
そう、思っていると門が開いた。

「才人の貼り紙を見たのですか?」

『はい』

「中へどうぞ」

一人の男性が案内してくれた。

「皇帝の母上が参りますので
 少々お待ち下さい」

『はい。分かりました』


(どんな人何だろう)

雪は少し不安だったが、その
不安は直ぐになくなる。


「あらぁ、わざわざ来て頂いて
 ありがとう!!あなただけ
 なのー、来てくれたの」

『はぁ、そうなんですか』

凄く明るい人だなという印象を
受けた。

『じゃあ、私が全部雑用を
 しなければならないのでしょうか』

「そうなるわねぇ、でも少しずつ
 でいいから軽く掃除してもらえ
 ればいいから」

『・・分かりました』

「ありがとうー助かったわ~。
 あなたが来なかったら
 大変だったわよ」


軽い掃除でお金が貰えたら
そんないい話はないと
思った。


「じゃあ、明日からよろしくね」

『よろしくお願いします』

明日から新しい生活が始まる。
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