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第5章 逃亡

知らない場所で、何もかもが


新鮮だった。


婚活パーティーで、知りあった男性と


何度かデートした。

『私、色々あって、知らない土地に


最近きて、寂しいし結婚もしたくて



知りあいも居ないし……駄目でしょうか？』


『駄目じゃないですよ。美穂さんは


可愛いいし、正直で素敵だと思います。』



『もう少し、付き合ってみてでも


いいんですよ。』


『私……すぐにでもしたいです。』


1ヵ月で結婚した……


優しくていい人なら

誰でも良かった。



家族として好きになれれば。



全てが優しい人だった。



セックスも優しすぎる。


全身舐めてくれる……



私は、逝けない……



逝ったフリをするようになった



セックスはどうでもいい。


私は変態な事しないと


感じないんだから、


隠して暮らしていくしか


ないんだから。